自作PC 2023年を綴る(Intel 第10世代~実装)Vol-03

 第9世代マシンの製作

以前の投稿記事

「自作PC 2023年を綴る(Intel 第10世代~実装)Vol-01」

の本文中で紹介したPCケースのうち
BLシリーズと思われるピンクのスリムケースに
手持ちのパーツを実装して第9世代のマシンを製作してみた。

なぜ?
本命を製作する前に第9世代のマシンを作ったのか・・・

それは実装してみたとき
パーツの収まりやケーブル類の取り廻しがどのようになるか?

スリムケースはコンパクト設計だけに内部配置如何では
ユニットの収まりに余裕がなくなり、
パーツ毎が相互に干渉する場合が起こると、
収まる規格・寸法のパーツを揃える必要が出てきます。

こちらはBLシリーズのPCケースに実装した様子
電源ユニットの並びに
ファンが配置されているため
大きさ(長さ)次第ではファンと干渉します






こちらはAntecのPCケースに実装た様子
配線も
マザーボード供給用の電源ケーブルを
長く迂回させなければならないため、
ユニット直結のケーブル長では足りず、
ケーブルを継ぎ足し延長する事になります。




ケースファン(システムファン)は
ケース全体から見て
フロントパネル左裏側に
配置されています。
電源ユニットとは離れているので





では
ドライブ類を格納する収納ベイユニットについては

BLシリーズの場合
ユニット横にあるレバーを起こし
固定解除してユニットを取り外します

ユニットを完全に取り外しつつ
作業する間だけ仮置きしなければならず
余裕を持った作業環境が必要になります







Antec VSK200-U3Vの場合
ドライブベイユニットの片側にある
固定解除用の爪を押しながら
ユニットを起こす

本体から取り外さずスイングし
スタンドアップ状態を維持するので
仮置きの手間を省き
場所の制約を受けず作業できます。

このことから、
格納・作業効率からすればAntec VSK200-U3の方が勝ります。

ただ拡張性に関していえば
Antecはオープンベイが1か所、BLシリーズはオープンベイが2か所
拡張性を問えばBLシリーズ(旧型)が僅かに有利となりますね。


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