個人&会社事務用カスタムPCの作製ネタは
今回で一応区切りを付けます。
今回は二層ドライブの作製です
別に作らなくても
一体化ユニットは市販されています。
それがこちら
センチュリー
iStarUSAマルチリムーバブルラック T-5K25TU-SA
・USB3.0×2ポート増設
・12.7mmスリムドライブ×1台
・2.5インチSATA HDD×1台搭載可能
ただ、これを実装すると
余分にユニットを増設することなく一台で済み、
フロントベイが丸々開くため別のユイットを組み込み
更に拡張性の高いマシンに作り替えられます。
それはそれでいい事なのですが
此処はやはり従来のパーツを生かせるようにしたいですよね。
そこで
ノート用に搭載されているDVDとHDDドライブを1つにして、
デスクトップPC の5インチベイに実装できるユニットがあります。
アイネックス
スリムドライブ&HDDマウンタ HDM-10A
これを使って一体化パーツユニットを作ります
用意するのは
ユニット、DVDスリムドライブ、2.5インチDDD、変換ケーブル
以上4点です。
特にケーブルはコネクタ形状が異なっているため、
(ドライブ側:SlimelineSATA、マザーボード側:SATA)
デスクトップに実装するには変換コネクタが必要です
オウルテック
SlimelineSATA電源変換セットコネクタ
ユニットの組込が完成したらDVDのコネクタに取り付けます。
ユニットは上下二層の組込が可能なことから
下層はSSDや2.5インチHDDであれば並列に2基、
3.5インチHDDであれば下層の中央部分に1基取り付けが可能です。
上層にはDVDスリムドライブを実装できます。
ただし上層の取り付けに適合するのは、
厚みが12.7mmのドライブに限られます。
作業1:2.5インチDDDの取り付け
ユニットには、予め取付ネジが付属しています。
ユニットには、予め取付ネジが付属しています
その中から黒皿ネジ4本を使い、
ユニット底面を横に置きドライブの下側にある4点の固定ビス穴と
ユニットの穴位置を合わせドライブを固定します
固定位置は左右どちらでも構いませんし
二台ある場合は並列固定もできます。
作業2:12.7mmDVDドライブの取り付け
HDDの固定が終わればユニット上部にDVDドライブを置き
マウントした状態でDVDドライブ側面の穴位置と
ユニットの定位置を合わせビスで固定します。
ビス穴はアジャストできるため
ベゼル面の出幅を微調整してからねじを締めます。
ただ、DDVDドライベゼルのほうから見て右側は
可成り狭い場所でビスを固定する為、
柄の長い精密ドライバーを使用するといいですね。
作業3:変換コネクタの取り付け
DVDドライブの固定が終わり変換コネクタを取りつければ
二層ドライブの完成です
このユニットはマウント構造(仕様)のため
隙間に埃が貯まりやすいのが欠点ですが、
組込パーツが軽量であればユニットそのものも軽量になります。
シンプルな構造なので交換手間がかかりませんね。
今回で自機のマイナーチェンジ話は終了です。
次回はM-ATXマシンの製作過程をお伝えします
カスタムマシン製作 PartⅡ-1「電源ユニットの汎用化」です
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