グランドカバー

の表面を乾燥から護り、土中の水分蒸散を抑える役目をするのがグランドカバーです。
自然界の中では、山の表土・・・・腐植土の厚みは20~50センチ程度の深さに積もり、僅か1cm積もるのに約100年をかけて堆積されます。

ただ積もるだけなら訳のない話ですが、菌類や微生物が宿るまでに肥えるには長い年月が必要とされ、其の厚みが直射日光による温度上昇と乾燥を抑え、樹木をはじめ多くの植物の根元を守り、山の保水力につながるのです。

異常気象のおかげで、せっかく地面に雨の潤いを得られても、其の後に来る陽射しが、表土を瞬く間に乾燥へと導いてしまいます。

せっかく育てた植物もあえなく葉焼けに晒され、枯死する経過をたどる事しばし…

木陰がもたらす効果は、照射されている気温に比べて、5~10℃程度気温を下げて、湿度も下げる効果があります。

グランドカバーに適した植物は?

周年を通して枯れる事のない多年草で、ほかの植物の成長を阻害しないで、耐寒性と耐暑性の両方を備えた植物…

なんでしょうね~


いま思いついたものであれば、暖地ならばカモミールなどはいいかも?


仄かな香りを楽しむなら、タイムやオレガノもいいですが、私のおすすめはスイートマジョラムですね

芝は一旦生えてしまうと手入れが大変ですし、根が張り巡らされてほかの植物の生育範囲を侵す可能性があるかも・・・

ふちどりを兼ねたグランドカバーなら、玉竜(龍のひげ)は一般的ですが、できれば開花して濃いブルーの実が付く品種がいいかも…

春から秋にかけての限られた周期なら、マリーゴールドを一面に敷くのもいいかもしれませんね~
花が咲き終わったら、直ぐに花柄を積みとれば初冬の頃まで開花を見られます

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